任意団体心の困り事相談室の設立について

2023年01月26日 01:12

本会の設立の経緯と本会の心理相談への姿勢

本会(任意団体心の困り事相談室)の設立に至った経緯と(会長兼代表カウンセラーたる)私の心理相談に対する、姿勢についてお話します。私自身学生時代に、一部教職員による心ない言動によるトラウマやいじめを経緯して来ました、中学生の時に、当時スクールカウンセラーにカウンセリングをして頂いた際に、当該カウンセラーから放たれた言葉は衝撃でショックなものがありました。[あなたがしっかりしていないから]の一小説で終わりその後、カウンセリングの必要なしと判断され、カウンセリング自体を受けられなくなりました。その後精神科医によるカウンセリングを受ける事ができ また、自分自身も独学で調べながらトラウマから抜け出す事が出来ました、その私があえて、心理職の道に進んだきっかけとなったのは、こんなカウンセラーがいて、親身に話すら聞いて貰えない人の気持ちを考えた時に、自分が心理職となり、親身になり話を聞く事が出来て、時にはクライアント(相談者)さんを守る事ができるカウンセラーになればいいと考え、今に至ります。そして(心理相談への姿勢)についてです。心理相談(カウンセリング)も通信教材のみの勉強では不十分と感じ、心理学では先進であるアメリカのカウンセリングを独学で勉強しました。アメリカと日本の違いは、(日本)は、精神疾患がある人がカウンセリングを受けるもの。というイメージがある一方で(アメリカ)では、ほんの些細な事や心の調子が崩れてきたと感じたり、そして心の調子を整えるために気軽に相談に行く方が普通と分かりました。本会の心理相談の姿勢をアメリカ式のカウンセリング・心理学を取り入れる事としました。心理療法は(来談者中心療法)と(認知行動療法)とし、アメリカのように、些細な事や心の調子を整えるために気軽にカウンセリングを受けて頂こうと、そして
心の問題という例えは、心に問題があるというネガティブなイメージがあると考え、あえて(心の困り事) 困っている事に一緒に考えながら解決方法を見つけて行くのが妥当と考え、名称を(心の困り事相談室)としました。 なお昨年から(クライアント)相談者さんが24時間いつでもカウンセリングを受けられるように、そして災害や有事に初期カウンセリング[サイコロジカルファーストエイド、 日本語では、危機介入とも呼ばれてます。]を実施するため。緊急心理支援班 を発足しました。実際アメリカでは、心理カウンセラー( セラピスト)宅で夜間でもカウンセリングを受け付けるセラピストさんも中にはおられます。本会ではもうひとつ、カウンセラーの役割の1つでもある、アドボカシー(相談者さんの権利擁護と意思の代弁)の活動にも力を入れてます。アメリカでも、クライアント(相談者)さんの権利擁護のために行政当局など公的機関に対しカウンセラーが権利を守るよう要請したり、クライアント(相談者)さんでは意思が十分示せない時は、カウンセラーが代弁又は 同行の元で意思表明を手助けしたりしてます。本会でも積極的に実施しています。内容によっては、公的機関や法律の専門家の皆様とも連携・協力しながらクライアント(相談者)さんの援助に取り組んでます。

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